スマホ時代に、フォトプリントサービスの価値を届ける。印刷メーカーの米国向けブランドプロモーション。

Client
大日本印刷株式会社

サマリ

大日本印刷(DNP)のフォト事業の米国におけるブランド認知を高めるため、商戦期のフォト商品販促動画の企画・制作を行いました。単なるプロモーションにとどまらず、エンドユーザーの共感を得ることで、取引先とのパートナーシップ強化と信頼関係を深めることにも貢献しました。

課題:フォト商品販促を通じて、ブランド認知を高める

DNPの昇華型フォトプリンターは一般消費者向けではなく、すべてビジネス向けのため、フォトプリント業界における認知度は非常に高いものの、フォト商品を購入している一般の消費者にはほとんど知られていません。

そこで、米国のホリデー商戦に向けたフォト商品促進を通じて、DNPがフォト事業をやっているという認知度を高めたいという依頼がK&Lに寄せられました。動画の制作にあたっては、DNPのイメージングコミュニケーション事業部が掲げているパーパスの中にある、「笑顔」と「安心」をテーマにすることが求められました。

また、ほとんどの人がスマートフォンで写真を撮り、スマートフォンで見るこの時代において、消費者が「わざわざプリントする理由」を持たない中、彼らの共感を生むストーリーテリングをする必要がありました。

アプローチ:スマホ時代だからこその、フォトプリントをする意味

「DNPのフォトプリントを手にすると笑顔が生まれる」。それだけでは、消費者の心を動かすメッセージにはなりません。まず必要だったのは、デジタル写真とフォトプリントの間にある本質的な違いを見極めることでした。

スマートフォンに保存された写真は、いつでも見ることができますが、実際に手で触れることはできません。画面越しでは、写真の中に残された思い出とのつながりが、どこか途切れてしまいます。一方で、フォトプリントには、直接手で触れられるという価値があります。私たちは、フォトプリントの価値とは、大切な思い出とより直接的に、そしてより深くつながれることにあると気づきました。フォトプリントは、人の心に触れることができるのです。

CREATIVE

企業のテーマを生活者視点の物語に

フォトプリントの新しい価値を、同事業部が掲げているパーパスにある「笑顔」と「安心」を起点に、生活者が共感できるストーリーへと落とし込みました。家族がフォトプリントを見ながら大切な思い出とつながり、自然と笑顔になる。そんな物語です。

家族の中には、さまざまな感情があります。それは、楽しい気持ちや幸せな気持ちだけではありません。子どもが成長する過程では、うれしい出来事と同じように、悲しい、寂しい出来事もあります。けれど、家族にとっては、そのどれもがかけがえのない大切な瞬間です。

フォトプリントという形にして残すことで、家族はそうした大切な瞬間に何度でも立ち返ることができます。そんな時間の中で、笑顔は無理なく、自然に生まれてくると考え、それを訴求ポイントに据えました。

OUTCOME

パートナーシップの強化と米国市場でのプレゼンス向上

合計3回の商戦期におけるCM展開を通じて、取引先の売上拡大およびDNPの製品に対する信頼向上につながり、継続的なパートナーシップを築く基盤となりました。また、商戦期を通じて、制作した動画はいずれも100万ビュー超を記録し、DNPのフォト事業の認知向上にもつながりました。

K&Lが提供したサービス

• コンセプトムービー

Back